「重い女」から「愛され女性」へ

「依存」から抜け出して「自分軸」を持った生き方に変わればあなたの心は満たされる

「ダメ男」から卒業する⑦ 無価値観を癒す 自分をいたわる「許し」

みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。

 

今日は「ダメ男」から卒業する その7 をお伝えします。

 

 

前回のブログでは「無価値観」を癒すためにはまず「怒り」の感情を外に出す必要があるとお伝えしました。

 

beloved-woman.hateblo.jp

 

「許し」とは

 

では、どうして「怒り」の感情を外に出す必要があるのか?

 

それは人は「怒り」の感情を抱えたままだと次のステップに移行することができないからです。

 

その次のステップとは「許し」です。

 

自分の傷つきを手放すこと

 

親から”私”という人間を理解しようと向き合ってくれていない」というひどい扱いを受けた傷つきを手放すことを「許し」と呼びます。

 

もしかしたらこの一文を読んだだけで「どうして私が親を許さなきゃいけないの!!」「向こうが謝るのが先じゃない!?」「許すことなんてできない!」と、瞬間的に腹が立った方もいらっしゃるかもしれません。

 

もちろん、腹が立つ気持ちは痛いほどわかります。

許すなんて、自分が「損」したかのような気分になるから絶対したくないですよね。

 

無理に行う必要なない

 

なので「無理」にとは言いません。

許せないのならそのままでも構わないです。

 

ただ、少しでも自分の「現状」を変えたいと思っているとか「生き辛さ」をなくしたいと思っているのなら、ちょっとだけでも良いのでチャレンジしていただけたらと思います。

 

何度も言いますが、無理にする必要はありませんからね(^ ^)

 

もし許すことが難しいと感じたのなら、今はまだその時ではないということです。

今後もしかしたらその時が訪れるかもしれないので、その時に再チャレンジしてみてください。

 

決して「できない自分」を責めないようにしてくださいね。

今はまだ「仕方がない」のです。

 

と「許し」をチャレンジしてみたい方はこのまま読み進めてみてください。

 

「許し」をした方がいい理由

「苦」の感情から解放される

 

ではどうして「許し」をした方がいいのか?

 

それは「苦」の感情から自分を解放することができ、それによってフラットに物事を考えることができ、前向きに生きられるようになるからです。

 

「怒り」の感情を抱えたままだと、心の中には常に業火が燃え広がっていることとなり心が休まることができません。またその炎は他の人にも飛び火し延焼させてしまうので、誰も近づいてこなくなります。

 

自分の感情に振り回されなくなる

 

「怒り」の感情はコントロールすることが難しく、感情的に話をしてヒステリックになったり、卑屈な物言いをしてしまったり、融通が利かないというか思い込みが激しかったりで、自分自身が「怒り」の感情に振り回されてしまいます。

 

そうなると視野は狭くなるし、平静でいることも難しいし、自己嫌悪も激しくなるし。

本当、自分も他者も誰も「幸せ」になれないのです。

 

こう見ると「怒り」の感情は厄介な存在に思えるかもしれませんが、でも「怒り」の感情は外に吐き出すことで自然消火されます。

 

ですが外に吐き出さず抑圧してしまうと圧力が高まり大爆発が起こります。「怒り」に対して我慢ばかりしている人がある日急にブチ切れるのはこの原理からです。

 

そして怒りが収まるとケロッとして本人はスッキリした表情になるのは「怒り」が外に吐き出された為だからです。

 

なので「怒り」は溜め込まずその都度外に吐き出すことによって、自分の「怒り」エネルギーに振り回されることはなくなります。

 

「無価値観」を抱えている人は、幼少期から「怒り」のエネルギーをたくさん溜め込んでいる人です。

 

でも「親」に対して「怒り」を感じている人は少なく、また自覚していてもどうやって「怒り」を外に吐き出したらいいのかわからない人がほとんどです。

 

なので前回のブログにも書きましたが自分の幼少期を思い出し「親」に対してどんな「怒り」を持っているのかを探り、それを「日記」に吐き出すことをお勧めしました。

 

自分をいたわる

 

そして次のステップ「許し」に移行するのですが、それは自分をいたわるのです。

 

今まで我慢して辛い思いをしてきた自分や、誰にわかってもらえない寂しさを感じていた自分へ思いやりや慈しみ・優しさや慰めの言葉をかけるのです。

 

自分をいたわるための「言葉」

 

・今までよく頑張ってきたね

・辛かったね

・よく耐えたね

・大変だったね

・もう頑張らなくてもいいんだよ

・大丈夫だよ

・一人じゃないよ

・お疲れ様

・あなたはあなたのままでいいんだよ

・そのままの私でいい

 

などと、自分をそっと優しさで包むような言葉をかけてあげてください。

実際にイメージとして自分をハグしてながら上記のような言葉をかけてみてください。

 

もしかしたら堰を切ったように涙が溢れてくるかもしれないし、恨み言も出てくるかもしれません。

 

それら一つ一つを「うんうん」と言って受け止めるのです。

 

「許し」とは「愛」

 

しばらくして落ち着いた時、心の奥がホッと温かい感じになった部分が「許し」であり「愛」なのです。

 

私たちは誰かから優しくされた時や情熱を注がれた時に「愛」を感じることがありますが、実は自分で自分に「愛」を与えることはできるのです。

 

これこそが「自分軸」を作る上での大切な土台となります。

 

人から「愛されたい」と願うことは当然の欲求ですが、そこに重点を置き過ぎてしまうと「他人軸」の生き方になってしまいます。

 

ですが、自分で「自分を愛する」ことができるようになれば人の愛に期待することは減り、その分傷つくことも減っていきます。

 

この人に期待することが減っていくことが「自分軸」を持った生き方になります。

 

そして自分の感情と常に向き合い、自分で自分の存在を認めていくことが「自分軸」を持つことになるのです。

 

このように「怒り」の感情を手放し、自分自身を認め「許し」ができるようになると「ダメ男」から得ていた承認欲求が不必要となり「ダメ男」の存在意義がなくなるので無事に「卒業」することができるのです(^ ^)

 

と長くなりましたが、ここまでの作業をしないと「ダメ男」から卒業するのは難しいと言うことです(^_^;)

 

最後に「許し」は「負け」ではありません。「愛」です。

相手を「許す」のではなく、自分の「幸せ」のために行うのが「許し」です。

 

 

 

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